冬夜 ********** 吐き出す白い息 寂しさと重ねる 遠くに忘れた素直な心と身体 いつから出せない 自分の本当の声 唄いたい歌さえ 思い出せないままで 気紛れな人生に息苦しくなってる 自由を求めると唄えなくなる 冬の夜 風吹く中 冷えた心で憂う 好きな歌を唄う声は届くのでしょうか 怖れすぎて声を出せず 閉じ籠って眠る 本当は叫びたくて堪らない筈なのに 冷たい空気に 歌声は徹るのに 出せずに呑み込む 後悔を映した声 唄いたい気持ちを 伝える術を知らない 気持ちを抑えて 心の中で歌う 声の出し方まで判らなくなってる 自分らしさなんて何処に行ったのか 冬の夜 風吹く中 冷えた心で憂う 好きな歌を唄う声は届くのでしょうか 怖れすぎて声を出せず 閉じ籠って眠る 本当は叫びたくて堪らない筈なのに **********